～ひきこもり大学を終えて～ No.1
4/22（日）東京王子、北とぴあにて楽の会さん主催
「ひきこもり大学 新しい働き方学部 生き方模索学科」
のイベントが開催されました☘️✨
テーマは
”新世代の社会参加・就労に対する価値観の転換が、本人の回復のカギ！？”
。
めちゃコマ（フロンティアリンク）からは代表 佐藤、平野、吉田、山際、三池が参加。
佐藤はメイン講師を務め、平野と吉田は登壇し、山際は遠隔で、司会の大橋さんからの様々な質問に答えるセッション時に参加。
会場は84名が定員の大広間でしたが、定員を超えるほどのたくさんの方にご参加いただきました！
ありがとうございます🙏🏻⭐️✨
参加された方はひきこもり当事者の方々、親御さん、学生さんなど色んな立場の方がいらっしゃいました。
今回のテーマ、”新世代の社会参加・就労に対する価値観の転換が、本人の回復のカギ！？” に基づき、トップバッター佐藤が講演しました。前方でスクリーンを使用しながら、
・めちゃコマの概要
・「働き方」に関する概念や価値観の変化
・IT業界とは
・目標月収と仕事
というカテゴリーに分け、話をしました。
めちゃコマは４つの柱の事業を持っていますが、事業のほかにイベントごとの企画やメルマガ配信、オンラインでの当事者会など様々なことを行っています。
そんなめちゃコマが今、実際に業務に取り入れ、試みていることとは…🤔
まず、全員が「完全在宅勤務」だということ。
そして「就業時間が自由」、さらに会社自体が「当事者会」だということ。
事業においてはITに分類されるパソコンでHPの作成をしたり、プログラムを作る作業などを主に行っています。
実はIT業界って今、旬な業界だということをご存知ですか？💡
仕事（案件）はたくさんあるのに人が足りていない、慢性的な人手不足を抱えた業界ですが、一口に「IT」と言っても仕事の種類は様々。
スキルさえあれば履歴書無しでも就職できる＝企業がそれだけ人材を欲しがっている、という現実がIT業界にはあります。
IT×めちゃコマの働き方＝新しい働き方の実証
ひきこもり元当事者で運営するめちゃコマ。
「ひきこもり」というと多く見られがちな特徴があるようです。
・コミュ障がち
・パソコンが得意
・昼夜逆転している人もいる
この上記に例として挙げた特徴はめちゃコマメンバーにも見られた傾向でもあります。なので、この特徴（ライフスタイル）を変えずに、本人が無理をすることなく、就労できる方法はないかと考えた末、佐藤が発案したのが「めちゃコマ」という場です。
就労という言葉が出たので、それに関連付けて話を進めると、
「親御さんと息子（娘）さんとでは ”働き方” に対する考え方、ものさしが違う」この、大橋さんの言葉にもあったように「働く」に対しての価値観・時代の流れは大きく変わりつつあります。
「働く」ということ＝週５日会社に出勤する、良い大学を出て正社員に就く、転職せずに一つの会社に長く勤めること…だけが「働く」ではなくなってきているんです😮💡
今は「フリーランス」や「副業」などと言った” 多様な 働き方”が生まれています。
正社員として働く人が多いかと言うと必ずしもそうじゃない。パート・契約社員など正社員以外の雇用形態を自ら選ぶ人だって、今では多くいる。
自分がやりたいこと（趣味など）を続けるために働く人、
生活していく為に働く人、家族を養うために働く人…
「働く」一つにしても、動機・目的は人それぞれ。
今回のひきこもり大学では ”自分はどうして働くのか” ということを改めて考えさせられました。
前半の講演が終了し、後半は会場の皆さんとの茶話会でした。
グループごとに分かれ、今日の会に参加した感想などをシェアし合いました。🗣
色んな立場の方の参加があったので出てくる言葉・視点も違い、それもまた面白い発見でしたし、学びでした。
＞＞この記事の続きとして次回は、平野と吉田が登壇した際の
話をご紹介します。
